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グリーン・グリッドが第二回テクニカルフォーラムで
エネルギー効率化に向けた新ガイドラインとデータセンター2.0プログラムを発表


最新のデータセンター指標、ツール、オンライントレーニングなどのプログラムを発表

  データセンターおよびビジネス・コンピューティング全般のエネルギーの効率化に取り組む世界規模のコンソーシアムであるグリーン・グリッド(The Green Grid、本部:米国オレゴン州ビーバートン)は本日、第二回テクニカルフォーラムでデータセンターの設備・運営面で効率性を向上するための新プログラム、ツール、指標ならびにガイドランを発表しました。

IBMのシステム技術グループのシニア技術者、トム・ブレイ(Tom Brey)は、グリーン・グリッドを代表して次のように述べています。「IT・設備投資に関する予算が厳しくなり、世界中のデータセンター管理者にとって、データセンターの効率化はビジネスにおいてより重要な課題となっています。グリーン・グリッドは、効率性を測定するための新しいツールと基準の策定に取り組んでいます。今年のテクニカルフォーラムでは、業界関係者との討論を期待しています」

グリーン・グリッドでは、データセンター設備全体のエネルギー効率指標PUE*1とDCiE*2につづき、データセンターのエネルギーあたりの生産性を測る新たな指標DCP (Data Center Productivity)を紹介しています。今回のフォーラムでは、DCPの実際の活用を促進するために、データセンターにおける有力な作業の指標となりえる「データセンターの生産性を予測するためのプロキシ」について紹介し、グリーン・グリッドの会員と業界関係者との議論を実施しました。またこのプロキシに対する一般からの意見を受け付けます。(下記URLからアンケートにご協力ください(英文)http://www.surveymonkey.com/s.aspx?sm=JqY74L59ydrBZyDOUrB4wg_3d_3d
*1. PUE (Power Usage Effectiveness)
*2. DCiE(Data Center infrastructure Efficiency)

データセンター2.0プログラム
テクニカルフォーラムでは、新データセンター2.0プログラムの計画を発表します。今後数年間にわたって、より良いエネルギー効率のデータセンターを建設・改装・運用するための、データセンター事業者や設計者が活用できる設計ガイドを作成・提供します。この設計ガイドは、新しいデータセンターの設計や改造に役立つ原則やガイドラインを目指しています。設計ガイドに加えて、データセンター2.0プログラムにはエンドユーザがPUEもしくはDCiEの測定を報告するエンドユーザ向けの認定プログラムがあります。

グリーン・グリッドを代表してジム・パパス(Jim Pappas)は次のように述べています。「データセンターは非常に複雑なシステムで構成されています。業界内で複数の技術設計や成功事例の資料が存在するため、データセンター全体の進展やデータセンターの設計に対する総体的な取り組みのための信頼できる情報元がありませんでした。新データセンター2.0プログラムのイニシアチブにより、グリーン・グリッドは業界で受け入れられるデータセンターの効率を最適化するための設計ガイドを作成する取り組みを推進していきます」

新オンライントレーニング・プログラム
グリーン・グリッドはエンドユーザが業界標準の指標や計測値を自社の施設に適用する方法を理解するために役立ち、すぐに利用できるオンライントレーニング「グリーン・グリッド・アカデミー」を会員向けに企画します。このツールは、2009年前半に登場する予定です。

またウェブサイトをよりユーザフレンドリーでインタラクティブに再構築し、必要な情報がより簡単に入手できるようになりました。新しいサイトには、データセンター管理者が率先してエネルギー管理プログラムを開始するため、米国エネルギー省の「Save Energy Now」プログラムと共同で開発した情報を盛り込んだマイクロサイト(http://doe.thegreengrid.org/、英文)も設置されています。

一般向けに公開される新ホワイトペーパ
 グリーン・グリッドは本日、以下の新しいホワイトペーパを公開します。

「PUEスケーラビリティ」 - このホワイトペーパでは、エネルギー消費から収集したデータの使用方法を説明します。統計解析を行い、設備全体の電力消費がIT消費電力の変化に良好に対応するかを評価する、新しい指標である「PUEスケーラビリティ」を紹介します。

「データセンターの生産性を測るプロキシ」 - このホワイトペーパでは、データセンターにおける有益な作業を計測する8つの手法を提案します。広く一般からも、有効なプロキシの定義の推薦を受け付けます。

「仮想化を利用したデータセンター効率の改善」 - 仮想化技術を利用してデータセンターのサーバ電力消費の削減に必要となる実践的な戦略、プロセス、懸念点、利点などについて説明します。

グリーン・グリッドのホワイトペーパは下記のURLから入手できます。
http://members.thegreengrid.org/japanese/gg_content(日本語)
http://www.thegreengrid.org/library-and-tools.aspx(英文)

第二回テクニカルフォーラムに関する詳細は下記のURLをご覧ください。
http://www.thegreengrid.org/events/tech-forum(英文)


グリーン・グリッドについて
2007年に設立されたグリーン・グリッドは、世界各地の会員企業によって構成される業界団体として、データセンターおよびビジネス・コンピューティングにおけるエネルギーの効率化を推進しています。グリーン・グリッドは、特定企業の製品あるいはソリューションを推奨するのではなく、データセンターにおけるエネルギー効率の改善に必要なベストプラクティス、メトリックスおよび技術を業界全体の視点から提供することを目指しています。

データセンターの運用効率に関心を持つすべての企業は、推進会員および一般会員としてご参加いただけます。一般会員はグリーン・グリッドの定例会議に参加し、規格に関する提案内容を精査できるだけでなく、テストソフト、設計ガイドラインやIPライセンスに関する技術文書を参照できます。推進会員には特典として、各委員会および作業部会への投票権が付与されます。

グリーン・グリッドに関する詳細については、www.thegreengrid.org/japaneseをご覧ください。


グリーン・グリッド広報事務局(フォーカスト・コミュニケーションズ株式会社)
水本/中村
電話: 03-5157-0033 Eメール: japanpr@lists.thegreengrid.org

過去のプレスリリース

2008年11月12日
グリーン・グリッドが世界規模で組織を拡大戦略的な提言を行うエンドユーザ諮問委員会を新設 >>PDFダウンロード

2008年5月28日
プレスリリース:グリーン・グリッドがアジアにおけるITエネルギー効率の削減活動を拡大 >>PDFダウンロード


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